多汗症治療
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重症原発性腋窩多汗症
当院では、重症原発性腋窩多汗症の治療として、ボトックス注射療法、エクロックを行っております。
当治療は、2012年より医療保険の適用となり、より身近に安心して治療を受けることが可能となりました。
多汗症や、汗の臭いでお悩みの方は、是非一度、当院にご相談ください。
重症原発性腋窩多汗症とは
体温調節の役割を担うエクリン汗腺の機能亢進によって全身、手足、腋窩に必要以上の発汗を生じる疾患です。腋窩の発汗は日常生活に支障を及ぼし、情動刺激と温熱のいずれにも影響されます。
原発性局所多汗症【チェック項目】
- 両側性活左右対称性に多汗がみられる。
- 多汗症によって日常生活に支障が生じる。
- 週1回以上の頻度で多汗エピソードがみられる。
- 25歳未満で発症した。
- 家族(血縁)に同様の症状がある。
- 睡眠時は局所性の多汗がみられない。
Hyperhidrosis Disease Severity Scale(HDSS)
- 発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない。
- 発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある。
- 発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある。
- 発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある。
※3および4は重症多汗症と判定される。
軽症の場合、20%塩化アルミニウム液外用療法や、ミョウバン+イソプロピルメチルフェノール剤(D-tube/D-bar)などによる治療も可能です。
(現在、イオントフォレーシス療法は行っておりません。)
こんな方におすすめ
汗の目立つ服が着れない
1日に何度もシャツを着替える
公共の場で人目が気になる
対人関係において気後れする
学業や仕事に集中できない
主な治療法
塗り薬
- 汗を出す指令をブロックすう動きのあるエクロックゲルを、わきに塗布します。
- 汗の出口を塞ぐ動きのある塩化アルミニウム製剤を、わきに塗布します。
注射薬
- 汗を出す指令を伝える神経に作用されるA型ボツリヌス毒素を、わきに注射します。
手術
- 汗を出す指令を伝える神経を切断します。
その他
- 神経ブロック、レーザー療法、内服療法、精神(心理)療法が、上記の治療と一緒に用いられることがあります。
当院では、重症原発性腋窩多汗症の治療として、ボトックス注射、エクロックゲル(外用剤)を行っております。
多汗症や汗の臭いでお悩みの方は、是非当院にご相談ください。